物事の順番 2015 2 11

 日本国内では、マスコミが、
「『イスラム国』、怖い。どうしよう」というような記事を書いていましたが、
これは、「平和ボケの極致」と言えるでしょう。
 基本的には、「イスラム国」は、殲滅させられる方向にあります。
これは、「イスラム国」の自業自得と言えるでしょう。
 物事には、順番があります。
戦いを始める前に、まず、
「相手国は、どんな国か」を定義する必要があります。
 しかし、2014年12月までは、
「イスラム国」は、定義しにくい対象だったのです。
 ところが、2015年1月になってから、
「イスラム国」は、日本人を誘拐して身代金を要求し、
さらに、ヨルダン人を生きたまま焼き殺すということまでしたのです。
これで、「イスラム国」を定義する「明白な証拠」が揃ったのです。
 さて、2015年2月4日の時事通信社には、
このようなニュースがありました。

「イスラム国は神に宣戦布告」 スンニ派権威

【カイロ時事】エジプトにあるイスラム教スンニ派の最高権威機関アズハルのタイイブ総長は、
2月4日、過激組織「イスラム国」が、
ヨルダン軍パイロットの殺害を主張する映像を公開したことを受けて声明を出し、
イスラム国構成員は「殺害されるべきだ」と激しく非難した。
 タイイブ総長は、イスラム国の行為は、
「アラー(神)や預言者ムハンマドへの宣戦布告」と指摘。
「殺害、はりつけ、手足切断に値する」と訴えた。
 アズハルはイスラム穏健派を代表する機関として知られ、
これほど強い調子の非難声明を出すのは異例。













































































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